2025年度、東京辰巳アイスアリーナ開業予定~東京湾岸でフィギュアスケートが見られる!
昔から利用されていた東京辰巳国際水泳場ですが、五輪でアクアティクスセンターができたこともあり、かつてから言われていたようにアイススケート場になることが計画され、中間まとめが発表されました。

また、東京都では以下のように意見募集をするとのこと
東京辰巳国際水泳場の後利用につきましては、スポーツの見る機会やする機会の拡大への貢献や、臨海スポーツゾーン全体の発展に向けたマルチスポーツエリアの充実などの視点を踏まえ、都内に施設数が少なく、利用ニーズが高いアイスリンク(通年)施設として整備することを平成31年3月に公表いたしました。
このたび、アイスリンク(通年)施設として運営する際の指針となる、「東京辰巳アイスアリーナ(仮称)『施設運営計画(中間まとめ)』」を下記のとおり取りまとめましたので、お知らせいたします。
また、本計画に関しまして、都民の皆様からのご意見を募集いたします
詳細は、こちらです。
なお、東京辰巳国際水泳場をアイススケートにというのは、前回の冬季オリンピックでフィギュアスケートやカーリングが注目され、江東区として東京都にお願いしたという経緯があります。
そんななかで浮上しているのが、国際水泳場をアイスリンクに改修する案だ。都スケート連盟などによると、羽生結弦選手の活躍などでスケート人気が高まっているのに、都内で一年中利用できるリンクは民間の4施設だけ。希望しても練習ができない子どもがたくさんいるといい、連盟や地元の江東区はこの案を都に要望している。
出展:朝日新聞「辰巳水泳場がスケートリンクに? 五輪後の活用案浮上」
さて、前述の施設計画(中間まとめ)は以下のようになっています。
◆施設
想定されている施設は、地下2階地上3階で、メインリンクとサブリンクからなる施設のようです。

また、用途としては、
①国際・国内競技大会の会場、競技力向上の場として活用
②都民が利用しやすい氷上スポーツの場の整備
と記載があり
大会利用としては、フィギュア、アイスホッケー、ショートトラック、カーリング、パラアイスホッケー、車いすカーリングなどの氷上スポーツの国際大会、国内大会、都大会等の主要大会の場として活用するとあります。
さらに、周辺施設との連携計画として
都民の多様なスポーツ活動の拠点として、地域との連携や、周辺施設と連携した大規模イベント等の開催を推進する
①有明アリーナと連携したフィギュアスケートの国際大会等の誘致を支援
(有明アリーナはメイン会場、東京辰巳アイスアリーナ(仮称)は練習会場として利用)
②都内小・中学校の校外活動のため、平日等にリンクを開放し氷上スポーツの体験の場を提供
とあり、地元から第二の羽生選手が輩出されるといいですね!

◆今後のスケジュール
今後のスケジュールは以下のようです
令和3年9月 ○ 施設運営計画(中間まとめ)の公表
令和3年9~10月 ○パブリックコメントの実施
令和3年度~ ○ 実施設計
令和4年度 ○施設運営計画の公表
令和5年度~ ○改修工事
令和7年度 ○開業(予定)
2025年度に開業予定とのこと、楽しみですね!