オリンピックレガシービジョン。有明アリーナや東京アクアティクスセンターのオープンは?
オリンピックレガシーを生かした、ハード・ソフト面のビジョンが提示されています。
ここでは、東京湾岸地区のレガシー施設に注目してみます。
資料を見ると、新設の施設の計画と既存施設も含めた今後の施策が分かります。
既存の施設も、イベントやスポーツ教室が実施されるようで、地元住民として楽しみですね。また、夏には会場を巡る「レガシーツアー」というのがあるようです。
■新設施設スケジュール
・夢の島公園アーチェリー場
既に再開業していて、大会があるようですが、”アーチェリー体験教室等の開催、芝生広場として都民に提供”とのことです。
広大な芝生広場を活かし、アーチェリー での利用を推進するとともに、多目的な 活用を図るなど、夢の島公園と一体と なって都民の憩いの場を提供していく
大会等を通じた アーチェリーの競技力の向上 (国内大会の誘致、 アーチェリー体験教室の開催など)
多様なスポーツでの利用拡大 (ブーメラン、フライングディスクなど)
都民の憩いの場としての利用 (地域住民の交流の場としての開放)
芝生広場での各種イベント誘致 (グルメイベント、ランニングイベントなど)

・海の森水上競技場
今年のGWに再開業するとのことですが、大会以外にも、”親子向けイベント”、”大規模音楽イベント”、”ボート・カヌー等体験教室、フィットネス教室等の開催”とあります。
大規模音楽イベントは、何でしょう。楽しみ。 アジア最高峰の国際競技場として、 水上スポーツの拠点とするとともに、 広大な陸上エリアや東京湾のダイナ ミックな景観を活かしたユニーク ベニューとして活用していく
競技大会や合宿を通じた アスリートの強化・育成 (国内外の大会誘致、強化合宿の受入など)
国内競技の強化拠点化 (アスリート育成の拠点化に向けた検討)
水上スポーツ等の機会の提供 (水上レジャー、アウトドア体験など)
ユニークベニュー利用の促進 (ロケ地利用、企業研修、レセプションなど)
地域と連携したスポーツの場の提供 (総合型地域スポーツクラブの検討など)
隣接する公園との連携による利用促進 (音楽イベント、キャンプなど)
・有明アリーナ
開業は、今年の8月とのことです。色々とスポーツ大会があるようですが、毎月5~6件程度の国内外音楽イベントとあります。
コンセッションにより民間ノウハウを 最大限活かし、東京の新たなスポーツ・ 文化の拠点として、国際大会やプロ リーグの開催、コンサート等のイベント 開催など、多種多様なコンテンツを 提供していく
大規模スポーツ大会の開催 (国内外の大規模大会誘致など)
スポーツムーブメントの創出に繋がる 多様な事業展開 (プロスポーツチームとの連携による 事業展開など)
最先端技術を用いたスポーツ体験 (XR(VR/AR等)を活用したスポーツ観戦など)
エンターテインメントの場の提供 (コンサート、各種イベント・ショーなど)
・東京アクアティクスセンター
来年の4月に再開業とのことです。日本選手権などが実施されるようですが、個人利用や水泳教室などもあるようです。
それ以降に、アイスアリーナへの改修工事がはじまるようです
日本水泳の中心となる世界最高水準の 水泳場として、幅広い世代に利用いた だくとともに、施設のスペックをフル に活かし、多様な活用を推進していく
国内外の大会開催等による 競技力の向上 (国内外の大会誘致、選考会の実施など)
水泳の更なる裾野拡大 (オリンピアン・パラリンピアンによる水泳教室など)
最先端技術により アスリート育成をサポート (5G環境を活用したハイレベル練習など)
プールを活用した各種イベント誘致 (水泳関連のイベント誘致など)
都民が健康増進に取り組める場の提供 (子供体操教室、ヨガイベントなど)
周辺施設との連携によるコンテンツ提供 (屋外空間を活用した ミニコンサートなど)


■その他施設
・有明アーバンスポーツパーク(仮称)
スケジュールは、未定なのでしょうか?

・東京辰巳アイスアリーナ(仮称)
広大な芝生広場を活かし、アーチェリー での利用を推進するとともに、多目的な 活用を図るなど、夢の島公園と一体と なって都民の憩いの場を提供していく

有明テニスの森公園 テニス施設
国内随一のテニス施設としての 活用促進 (国際レベルのテニス大会誘致など)
コロシアム等施設の 多様な活用 (エンターテインメント、 車いすテニス教室など)
若洲海浜公園 ヨット訓練所
海上スポーツの普及・促進 (パラセーリング体験、 子供ヨット教室など)
若洲海浜公園若洲ゴルフリンクス等 の周辺施設と連携した事業の展開 (ファミリー向け体験イベントなど)
全般的にどのようになるか気になりますね。