
豊洲公園など喫煙・スケボー問題の解決に向けて
ここ1年くらいの課題となっていますが、特に最近問題になっている豊洲公園などの喫煙及びスケボー問題。
区長への手紙でも取り上げられています。
「質問」 一歳の子供をもつ母親です。豊洲5丁目に住んでおります。
サラリーマンの公園での喫煙者が以前にも増して多くなっており、本当にひどい状況です。公園は子供が遊ぶ場であり、喫煙所ではないはずです。喫煙者がいることで、公園の利用を諦めたり、避けて通ったりなどしています。
ららぽーとの横に新しいオフィスビルが建ち、ますます企業の方が増えてきているのを感じます。
コロナの影響で、喫煙ルームが閉鎖されているのでしょうが、そのために公園で吸うのは暗黙の了解になっているというのは本当にいかがなものでしょうか
。公園は小さな子供の大事な遊び場です。大変な憤りを感じています。以前から意見はあがっているかとは思いますが、これからオフィスの移転もふえ、サラリーマンの数も増えることが予想されるため、罰金の条例など早急に対応を求めます。このままではどんどん公園での喫煙者が増え、子供への悪影響が心配です。
大人の身勝手で、子供が犠牲になるのは本当にやめていただきたいと思います。
「江東区の回答」 たばこの煙は、たばこを吸う人だけではなく、周囲の人の生命及び健康にも悪影響を及ぼすことが明らかとなっています。「望まない受動喫煙」をなくすという観点から、健康増進法の改正、東京都受動喫煙防止条例の制定がなされました。このような背景から、区では、区立公園や児童遊園等における喫煙対策について検討を進め、令和2年4月1日からは特に子どもたちに影響がある児童遊園及び遊び場を全面禁煙といたしました。現在、区役所内に全庁的な組織としてたばこに関する検討委員会を設置しております。区立公園につきましては、この委員会での検討結果を踏まえ、禁煙化を含めて検討してまいります。
煙草に関しては、豊洲公園や豊洲五丁目公園(かに公園)、スケボーに関しては、豊洲公園やぐるり公園で問題になっています。
それぞれの公園は、江東区立の公園ですが、豊洲公園やぐるり公園に関しては、「豊洲パークマネジメントJV」が管理運営をしています。加えて、豊洲六丁目公園・第二公園も対象になっています。
JVとありますが、構成企業は以下になります。
物林株式会社
株式会社オリエンタルコンサルタンツ
JKホールディングス株式会社
アシックスジャパン株式会社
主要企業の物林株式会社のHP(https://www.mbr.co.jp/recruit/challenge/)によると
近年起きた社内の最も大きな動きは2019年4月の新規事業部の立ち上げです。ランドスケープ事業部(旧:パークマネジメント事業部)といい公園の指定管理者として公園全体の管理と運営を行います。元々、物林では環境・景観事業部で公園の維持管理の中でも大きなウエイトを占める芝や植栽のメンテナンスを専門に行ってきました。転機が訪れたのは社名が物林に変わった頃。以前は全て行政が担う公園管理に官民連携の流れが出てきたのです。物林の環境・景観事業部では室長を中心に特務チームを組織し、公園の「一部」請負から「全体」運営・管理へと受注範囲を広げる戦略を練りました。 (中略)
数年前までは、公園内の造園管理に専門業者として参加していた物林が公園全体の運営を任され、更には民間資金でレストランを建てるようになりました。物林の公園管理事業が注目されれば、将来的には全国各地の公園でのノウハウ提供やネットワークの紹介など、新しいビジネス展開の道も拓けるかもしれません。
今までは、造園業をされていた同社が公園全体の運営事業を実施することとなったようです。
平成30年に、3社から選定しているようなのですが、以下のような内容が掲載されています。
選定理由 土木部専門部会において第一次審査、第二次審査を実施した結果は、A法人 793点、B法人969点、豊洲パークマネジメントJV963点となった。 豊洲パークマネジメントJVとB法人の点数が僅差であることから、選定評 価委員会において総合的な観点から審査を行ったところ、いずれの法人もサー ビス実施については一定の水準にある一方、価格面では豊洲パークマネジメン トJVが大きくリードしていることから、豊洲パークマネジメントJVを指定 管理者候補者として選定した。
書かれているように、2位であった豊洲パークマネジメントJVが選定されています。
また、2回ほど評価をしているようで以下のような結果とのことです。
