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築地市場跡地における交通結節点の整備に関して

各区には、議会があり、その議事録はホームページで見ることができます。

中央区議会の場合は、以下のURLからキーワード検索ができます。


https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku/index.html

築地市場跡」で検索し、令和2年第三回定例会会議録(第2日 9月24日)を見てみたいと思います。





関連する質疑を抜粋してみます


○十番(青木かの議員)

(略)


まず、築地市場跡地についてです。

 東京都は、二○一五年、いち早く築地市場跡地を水の都の舟運の拠点とし、築地リバーフロントターミナル構想を打ち出しました。築地市場跡地の再開発については、市場移転の延期などの理由により二転三転いたしましたが、最新の都の考えとしては、二○一九年三月にまとめられた築地まちづくり方針だと認識しています。この中で、築地市場跡地は水運と陸運の交通結節点として位置づけられ、船着場も明記されています。

 先日、東京都は、新型コロナウイルス感染症に対応するため、既存の事業に優先順位をつけました。一、速やかに休止する事業、二、最小限の体制まで縮小する事業、三、継続事業の三つに分類しています。その結果、築地再開発事業は、一の速やかに休止する事業に分類されています。コロナ禍の状況で休止ということは理解できますが、コロナあるいはオリンピック・パラリンピックの状況によっては、この築地市場跡地再開発計画が大きく変わることを懸念しています。東京都の財政状況によっては、民間への売却もあり得るという報道も気になるところです。

 そこで、お尋ねします。

 築地市場跡地の再整備、特に水路と陸路の交通結節点としての築地計画について、現在の区の見解をお聞かせください。

(略)


○区長(山本泰人君)

(略)

次に、築地市場跡地における交通結節点の整備についてであります。

 築地市場跡地の再開発については、昨年三月に区議会との連名で都知事に提出しました築地まちづくり方針に関する要望でお示ししたとおり、跡地全体の将来像の早期提示、築地場外市場の機能継続と発展に向けた配慮、都民に開かれたまちづくり、そして国際都市東京を牽引する交通結節点整備の四点を踏まえることが必要であると考えております。その中で、交通結節点につきましては、<以下加工>

・環状第二号線や都市高速道路晴海線と接続されたバスターミナル、及び

・都心部・臨海地域地下鉄新線の駅、さらには

・舟運ネットワークの要となる船着場

の三つの機能が複合する交通ターミナルとして、一体的に整備されることが重要であると考えています。築地市場跡地における交通結節点の基本的な計画につきましては、現在、区において検討を行っており、今後、地元の方々とも協議・調整したものを取りまとめ、東京都に対し、提言していきたいと考えております。

(略)


議事録を見ると、首都高晴海線を築地市場に接続する計画がありそうです。また、臨海地下鉄の駅も付近に設置、更に、隅田川に船着き場を作る計画があることが分かります。


中央区としては、晴海フラッグの次として、築地市場跡地の再開発が大きなテーマになりそうです。

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