中学受験の意義・御三家vs新御三家、費やしたお金は?



今年、娘が中学受験を経験したこともあり、子どもの勉強や受験に関して記録しておこうと思います。

■未就学時期の教育

まず、遡ること9年ほど前、娘は保育園で蓮美学園豊洲園に通いました。それと前後して、木場にある七田チャイルドアカデミーに通っていました。※今は、豊洲にもあります。

それぞれフラッシュカードを使って勉強をさせていて、山手線や有楽町線の駅などを暗記して帰ってきたのはびっくりしたものです。保育園では、俳句の暗記などもさせていましたね。

正直言うと、七田などの塾に行ってまで勉強させることは、当時私自身は積極的ではありませんでした。

その後、年長さんの歳に四谷大塚のアルゴクラブに入塾し、パズルやカードゲームを使って、論理的思考や立体図形に関する理解を高める教育を受けました。以降、6年生まで四谷大塚豊洲校舎に通い続けることとなります。

話は変わりますが、ららぽーと豊洲の四谷大塚は、以前ドレミファ島というサンリオのアミューズメント施設がありましたよね。子どもの施設であることは変わりませんが、親からするとららぽーとGJでした。

■ららぽーと豊洲にできた四谷大塚

さて、その後豊洲北小学校に通うわけですが、塾は嫌になることもなく通い続けました。

また、親的にも、ららぽーとまで勝手に通ってくれるので楽でした。

 

さて、他のお子さんのお話を聞くと、学年が上がっていくにつれて塾に入りづらくなったようです。

四谷大塚に限らずサピックス豊洲校も入りづらく、東京校(人形町)まで通させている人もいるようです。

 

■6年生になった時の負担

さて、6年生になると色々と親の負担も大きくなってきました。

1つは、お弁当。

四谷大塚の場合は、お弁当を19時半から食べるのですがそれを持っていく必要がありました。

なお、うちは共働きということもあり、作れないときは市販の弁当を持たせたり、勝手に買わせたりしました。

また、秋から希望中学のクラスが市ヶ谷校になり、迎えがちょっと大変になります。

 

2つめは、塾代です。

はじめて四谷大塚に払ったお金を集計してみたのですが。

2014年(4年生)、2015年(5年生)で50万前後でしたが、2016年(6年生)で100万越え。

いまさらながらびっくり。

夏期講習なんて25万くらい引き落とされた時には、数字を疑いました。

いやあ、住宅ローンもありながら大変だなー。

 

■いよいよ受験、受験校の決定。

次は、受験の話です。

受験がらみの動きとしては、5年生にいくつかの学園祭に行きました。

中学生なのにちゃんとしている子が多いなーというのが印象でした。

その後、6年生に入ると模試で希望の中学を記載する必要があったり、先述の希望中学向け授業が始まったりと受験をだんだん意識していくこととなります。

秋ごろになるとなんとなく第一希望・第二希望の学校が決まりました。

ただ、模試の結果とか見ていると、大丈夫なのかな?と思ったのが正直なところです。

12月に入ると、いよいよ志望校を決定する必要がありました。願書提出や学校によって内申書を提出する必要がある為です。

その為、3校目以降の受験校を決める必要が出てきました。

 

ちょっと話がそれますが、自分のことを話します。

出身は埼玉の某所なのですが、小中と地元の市立学校、高校はいわゆる県立伝統校に通いました。

その後一浪して私立大学に入学するのですが、その経験が娘の受験に対する考え方に影響を与えます。

〇 私立国公立(御三家) vs 地元区立中学(新御三家)

私自身は地元中学に通っているわけで、色々な経験を持つ同窓生と同窓会をすると面白いなーと思っているクチなので、多様な人がいる区立中学も捨てがたいと思っていました。また、こちらは親都合なのですが、PTAをやっている為、地元区立中に行かないと「裏切者?」と思われる節もあり、その意味では区立中学かなと。一方、第一第二の希望校は、歴史がある名門校であることで、今後の進路を考えると、教育内容や人脈作りにもぜひ行かせたいなと思いました。

〇 伝統校(御 vs 新進気鋭の進学校

希望校は、いわゆる伝統校なのですが、新進気鋭の進学校との選択肢がありました。

具体的には、渋幕を筆頭とする新進気鋭の進学校を受験しなかったのですが、これは自分が伝統校(高校)出身であることに影響を受けます。

今思うと、悪影響を与えてしまったかなと思うこともあります。

ただ、経験的に、自由闊達な学校での学びの方が多様性を持った人間になること、及び、ある種のエリート意識を持たせることが人生の使命感を持つことにつながるかなと思っている節があり、伝統校への思いが勝つわけです。

でも、母校が新進気鋭の私立高校に大学進学で負けつつある現状を見ていると、この考えはダメかなーと弱気になります(笑)
さて、娘の受験校を選ぶにあたり次の方針を考えました

 

1.希望校2校のどちらかを合格することを目的とする

2.受験で疲れないように数を絞る(結果的に4校)

3.第四希望は、最初の受験日で合格の可能性が高い学校にする。

4.第三希望は、進路として選択する可能性のある学校にする。

(5.自分が高校受験して滑り止めで受かった学校は受けない。)

 

1-4はリーズナブルなのですが、

5は、そこに落ちた場合の娘への残念感が大きいのと、仮に通う事になった場合、高校からでも入れるだろうという思いがあったためです。自分本位でごめんなさい。

結果的に、埼玉・女子校、千葉・共学校、東京・私立女子校、東京・国立共学校を受けることとしました。

 

■受験前に親ができること

子どもが勉強に頑張っている中、親ができること3つあげます。

1.インフルエンザ対策

受験前に、自分がインフルエンザになったらベランダにでも寝るしかないかな(笑)と思っていましたが、そうならないようにインフルエンザ予防接種を久しぶりに打ちました。

また、効くかどうか疑わしいとこもありますが、明治のR1ヨーグルトを大量買い。

2.神頼み

「下剋上受験」のドラマでもおじいちゃんがお百度参りをしていましたが、できることと言えば神頼み。

年始の混雑を避け、12月23日に湯島天神に行ってきました。

また、深川八幡宮付近で達磨が売っていたので、ゲン担ぎ。

3.勉強部屋を設置

勉強机はあったのですが、いつもリビングテーブルで勉強をしていました。

そこで、冬休みを機に一部屋を勉強部屋とし、そこに勉強机を置きそこで勉強をさせました。

 

■受験の申込

第3・4希望校はぎりぎりでの決定だったため、申し込みもぎりぎりになりました。

まず第4希望校に関しては、願書を手に入れる必要があり、締め切り4日前に電話で願書の取り寄せをしました。

ただ、なかなか送られてこない・・

後日、書店でも売っているので、丸善の丸の内店で購入。

その後、受験料2万5,000円を銀行で払い込み、その半券を郵便局で書留で送付しました。

郵便局で払い込みができなかったりと、ちょっと手間取りました。

後日、受験票が送られてきました。

第三希望校に関しては、出願の仕組みが素晴らしい。

まず、ネットで出願ができる。振り込みに関しては、クレジットカードかペイジー決済までできます。

決裁が終わると、受験番号を付した受験票をダウンロードでき、それを印刷して写真を付し受験票が完成。

いや素晴らしい。

なお、第1・2希望校に関しては、学校まで行く必要があり、こちらは面倒。

 

■受験と発表

いよいよ受験。

うちは、1月10日頃をかわ切りに、1月20日頃、2月1日、2月3日と受験。

第三希望校は日曜を挟んだため翌々日の発表でしたが、他は翌日の発表。

昔、自分の高校・大学の合否結果発表がこんなに早くなかった気がするので、驚きです。

ただ、昔と同じなのは入学金での合格校の抑え。

うちは、1校だけ次の学校の合否が間に合わず、15万程の出費。今思うと、勿体ない・・

なお受験に伴う出金ですが、上記の入学金(抑え)と入学する学校分、そして、四校の受験料とで60万円強でした。アー。

 

さて、合格発表の方法なのですが、WEBと現地掲示板での公表と様々です。

WEBだと、発表予定時刻前後からF5押すこととなるのですが、サーバーも落ちず見られました。

なお、気になる結果なのですが、菅原道真公のお陰で全校受かることができました。

ありがたい限りです。

 

■受験に関する情報

受験の情報を得る際に使ったサイトのご紹介です。

インターエデュ

受験に関する掲示板です。学校ごとのトピックスもあります。

日能研の入試情報

すごいのが、リアルタイムに学校ごとの出願倍率がわかります。

今後受験をするお子さんをお持ちの親御さんは参考にしてください。

 

■進路に関して

学校に入ることが目的ではなく、そこで何を学ぶか。また、大人になった時どのような使命を持ち仕事に就くかが大事だと思います。

ちょうど受験日前後に、豊洲北小学校では、シンポジウム「働くことについて考えよう」を実施しました。

(江東ケーブルテレビの、江東ワイドスクエア(5分ごろ)でも放送されました。)

NTTデータ、IHI、ららぽーと豊洲、山口銀行の方に来ていただき仕事についていろいろ聞くことができました。

また、豊洲北小学校では、今年は7割の児童が区外国公立・私立中学校に進学をする事となりました。

なお、私立選択に当たっても、スポーツをしたいからとか、ITを極めたいとか目的をもって進路を選んでいる子も多くいました。また、区立中学に通う児童も目的をもって進路を選んでいます。

 

■子供にとって中学受験とは

以下、豊洲北小学校の卒業式で贈った祝辞の一部なのですが。

「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」 (中略)

曲の出だしでは、
 花屋の店先に並んだ
 いろんな花を見ていた
 ひとそれぞれ好みはあるけど
 どれもみんなきれいだね
と始まります。(中略)

さて、みなさんも、いわば200本の花で豊洲北小学校という花壇で育ってきました。

ぜひ今後は、
・自分がどんな花なのかを見定め、きれいな花になること
・また、もし良い花束を作る必要が生じたとき、仲間のきれいな花の助けを借りれるような関係を築くこと
を目指してください

豊洲地区の小学校は5-7割の子供が国公立私立中学に進学することもあり、中学受験に流されてしまうこともあるかもしれません。

ただ、なりたい自分を考えて、その為のプロセスとして中学校を選んでもらいたいですね。

また、大人になった際、多様な世界で活躍した子供たちが小学校閥を作るくらいになったら素晴らしいと思っています。

 

■受験失敗の経験

私自身、現役の大学受験では1校も受からず挫折しました。その後、浪人時代には、反省をして計画的に受験勉強をして志望した大学に受かることができました。その経験から、失敗は成功の基であるというのを信じています。

小学生の受験での失敗は、メンタル的に大丈夫かな?という心配がありますが、前向きにとらえることができれば、とても力になると思います。

さて、今年は芦田愛菜の受験報道や、下剋上受験のドラマがあったりと中学受験が話題になった年でもあります。

ステレオタイプに中学受験が放送される一方、実際の受験生は地道に勉強をしてきて受験をしています。

特に下剋上受験に関しては、否定的な立場です。何故なら、子どもの自由度が少ないこと、親からの束縛が大きすぎること、そして深田恭子が家にいて羨ましいということが挙げられます。

これから小学六年生を迎える親御さんの参考になればと思います。