豊洲の土壌汚染は、間違い。 2



2016年8月31日、一か月前に都知事に選ばれた小池百合子氏は、11月7日予定の豊洲市場開場を延期しました。
今日は、10月7日ですが相変われず報道が続いております。

さて、「豊洲の土壌汚染」や「豊洲問題」というタイトルで報道される為、”豊洲全体が土壌汚染されているというような、印象を視聴者が持ってしまっていると思われます。
また、メディア又は、都知事はその印象を意図的に視聴者及び都民・国民に持たせているのではないかという疑念もあります。

さて、今回は、エリアという観点で豊洲の汚染をみてみましょう。

1.豊洲エリアに関して
図中の緑部分が豊洲エリアであり、豊洲1-6丁目まで存在しています。
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ららぽーとがある豊洲2丁目で、タワーマンションが多くあるのが豊洲3丁目、古くからの市街地である団地やマンションがあるのが豊洲4、5丁目になります。

さて、豊洲6丁目は、地図のようにとても大きな面積を有しています。

ここは、豊洲ふ頭と呼ばれていて、もともと東京ガス工場及び、東京電力の火力発電所がありました。。


2.豊洲6丁目に関して

では、豊洲6丁目を詳しく見てみましょう。

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半島状の東部と西部に分けられ、東部においてはマンション、BBQ会場、豊洲pit(ライブ会場)、住宅展示場などがあります。

一方、西部側に豊洲新市場と東京ガス保有の土地があります。なお、東京ガス保有地にTBSが新劇場を建設予定です。

 

3.東京ガス工場はどこ?

さて、問題の東京ガス工場があった時はどのような状況だったのでしょうか。1975年の航空地図を見てみましょう。

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豊洲ふ頭東部は、北側が石炭ふ頭、南側が東京電力火力発電所でした。

問題の東京ガス工場ですが、ふ頭西部の中央北側以外に位置し、東京ガス工場と豊洲市場エリアは一致しています。

すなわち、ガス製造にて発生するベンゼン等は、豊洲市場予定地以外では存在しないわけです。

なお、石炭ガスの製造過程において、副産物としてベンゼン、シアン化合物が生成されるようです。

もう一度言います、

今回の土壌汚染問題は、豊洲市場内に閉じた話で、その他の豊洲エリアは対象外です。

 

4.豊洲の土壌汚染という表現

当該の問題を豊洲の土壌汚染とか、豊洲問題と表現することはいかがでしょうか?

豊洲の人口と面積は、33,297人で、 2.46km2

豊洲市場における人口と面積は、0人、40.7 ha (=0.40 km2)

豊洲全体に占める豊洲市場の人口割合、面積割合は、0%、16%になります。

すなわち、人も住んでいない面積的に16%しか占めていない土地の問題に対して、3万人以上の住民に影響を与えているという状態になっています。

「豊洲の土壌汚染ではく、新市場の土壌汚染」いう表現が、的を射ていると思われます

また、風評被害の影響を考えると、豊洲市場の地名を豊洲7丁目、さらには、豊洲新市場などの地名に分割した方が良いのではないでしょうか。