東京湾岸地域のオイコノミア


突然ですが、Wikipedia によると、エコノミクス(経済学)の語源は、ギリシャ語のオイコノミクス(oikonomikόs)に由来していて、オイコノミクスとは「共同体のあり方」という意味とのことです。

東京湾岸地域は、空き地からマンションが1つできて共同体ができてくる度に、オイコノミアを考えていくということになるのでしょうか。

それが、経済学にも続いていきます。

 

中々唐突なイントロだったのですが、NHK Eテレ、昔でいう教育テレビの「オイコノミア」に出演することになりました。

 

4月6日(月)午後10時00分~午後10時45分

NHKEテレ オイコノミア「東京 進化?論」

http://www4.nhk.or.jp/oikonomia/x/2015-04-06/31/5762/

話を戻しまして、経済学が「共同体のあり方」を語源としているというのはなかなか興味深く、共同体を成り立たせる為に経済学があると解釈すると新たな発見がありそうです。

マンションや地域をお金という尺度で考えてみたいと思います。

 

◆マンションの価値

第一義的にお金とマンションが関係するのは、分譲の場合、BSだと、マンション価格(時価)とローン残高、PLだと、管理費、修繕積立金(費用)などですね。

また、数字的に大きいのが、普段の含み益、売却時の収益になります。

さて、マンションの価格は、東京では、2000年から上げ下げはあるものの右肩上がりで、特に東京湾岸地域においては、五輪決定の要因もあり上がっています。

その前提で考えると、多くの住民は含み益がある状態になっていると思われます。特に、地域という共同体において特殊な要因があったため、より恩恵を受けています。

そして、その個々がマンションという共同体を作るメリットとして、マンション内の共有施設を安価で享受できています。

 

◆Time is Money

上記のマンション価値は、事業として数個マンションを保有している人以外は、ストックになってしまいますが、

特に30,40代の人にとっては、フローが大事ですよね。

まずコストの観点ですと、忙しい年代にとっては、効率的に時間が使えるかがポイントかと思います。

東京湾岸地域においては、都心部に近いこともあり、通勤通学。商業施設もあることもあり、日用品の買い物。レジャー施設も近いので、余暇。

といった時間を、最小化することができています。

 

◆情報が金を生む

人がいるところに情報源や文化が生まれるといいます。言わずもがな、ビジネスには情報が必要です

業種業界によるので一概に言えませんが、人の密集がお金を生み出します。

東京湾岸地域は人口が増え、わかりやすいケースだと、豊洲北小学校は東京一のマンモス校です。

また、江東区もそろそろ50万人の人口を有します。年間、1万人弱増えていっています。

東京湾岸地域は、消費地としてファミリーや子供向けのサービス・製品を中心に主戦場となってきています。

さらに、これからは、集まった人々が情報の流通や刺激を仕合い、生産地としてなることが期待されます。

住民、オフィス、大学、商業施設などが密集している地域なので、その素地はあるのではないでしょうか?

 

◆中長期的な観点での、こどもへ投資

過去、高度成長期を過ぎ、バブル期を越えてから、抜本的な経済成長ができていないと思います。

それは、その為の投資、たとえば、子どもへの教育が、疎かになっていたのだと個人的には感じています。

ただ、経済的に豊かなのが良いのか、かつて話題になったように幸福度のような指標が高くなるようなのを目指すのかと

コンセンサスが取れないので何とも言えないのですが、前者を選ぶ場合、子どもにそれなりの教育をし、切磋琢磨させることが

必要かと思います。具体的には、考える力と生き残る力が必要なのではないでしょうか?

 

一方、共同体という観点ですと、日本の小学校が統廃合が進む中、東京湾岸地域は、新たな小学校の開校があったりと

とても多くの子供がいて、しかも地元の公立小学校に通うエリアとなっています。

そこに、効果的な教育を投下すれば、大きなリターンが返ってくると思われます。

大局的に見なくとも、東京湾岸地域には豊洲を中心に塾が多くありますので、子どもたちも効率的に中学受験の勉強ができるエリアです。

 

最後に、マンションの含み益や時間を効率的に利用できるといったものは、すでに東京湾岸湾岸地域の住民が享受できている経済的メリットです。

後半の、東京湾岸地域のプレイヤーが交流することによって生み出す経済的価値と、子供への教育から生じる中長期的な経済的な便益に関しては、

そのような価値を生み出す素地を有しているエリアではありますが、今後どのようになっていくかが注目ですし、個人的にも何かできればと思います。