江東区版 高層住宅震災対応マニュアル作成の手引き

昨日、Facebookとツイッターで流しましたが、江東区から『高層住宅震災対応マニュアル作成の手引き』リリースされました。

その手引きを簡単にご紹介します。

さて、表紙には、東雲のWコンフォートタワーが写っていますが、当マンションの進んだ震災に対する事例が随所に載っています。

まず、手引きの冒頭のはじめにを抜粋して見ましょう。

 はじめに

平成23年3月11日に発生した東日本大震災の被害やその時の状況は、まだ皆さんの記憶に強く残っていらっしゃるのではないでしょうか。私達はその経験や感じたことを活かし、近い将来に起こりうる大地震に備える必要があります。 地震の備えは、まず「自助」が基本です。数日間分の食料・水の確保や住居内の安全対策は、各ご家庭で取り組みましょう。 次に隣近所やマンションの皆さんで助け合う「共助」の精神で取り組むことが大切です。東日本大震災の時も、様々な助け合いが行われ、その必要性を強く感じた方も大勢おられたように、一人より二人、二人よりももっと大勢で力を合わせれば、心強いことはもとより、様々な対応ができるようになります。 大地震が発生した場合、マンション内では、家具の移動や転倒による家の中でのケガなどの被害、エレベーター内の閉じ込め、エレベーターの停止によって生活上の移動が困難になるなど、様々な影響が考えられます。 マンションの外では、交通機関が止まって家族が家に帰れない、物資が不足して必要な人に必要なものが届かないといった状況も考えられます。 また、高齢者や障害者、外国人、乳幼児などには、それぞれのニーズに応じた対応が必要です。さらに、被災時の男女のニーズの違いも考慮し、男女双方の視点に配慮する必要もあります。 被害をできるだけ小さくするためには、今のうちから発災時の活動を考えておくことや、活動を行うための組織づくりに取り組んでいただくことが大変重要です。 ぜひ、この冊子を参考に取り組みを進めてみてください。

要約すると、地震の対応は、自助・共助が基本。また、日頃の備えが必要である。ということでしょう。

次に手引きについてのページです。

高層住宅の被害の特徴として

高層住宅は耐震性に優れており、倒壊の心配がないが、
家具の転倒や、ライフラインが使えなくなるリスクがあるとのこと。

その対策として

大地震時に考えられる多くの問題に対処するには、お住まいの方々自らが、進んで守り備えることが重要です。こうしたことから、江東区では、個々のマンションごとのマニュアルの作成を推奨しています。

とのことです。

こちらは、防災組織のイメージが記載されています。
なお、組織の代表や班長へのアサインに関しては、管理組合と町会自治会の理事役員から選出することと書かれています。

また、例示には、各階には代表と広報、救出安全、物質の班を作るとあります。

個人的には、代表や班長などは揃えられるにしても、各階の班長や各役割を各住民からアサインすることが出来るマンションとそうでないマンションに別れてくるのではと思います。

防災対策は、前述のように身近な人と生き残ること、そして、その準備が重要です。その認識や災害時の想像力がないと、ありとキリギリスのキリギリスのようになってしまいます。ありも余裕がなければ助けてくれません。

なお、キリギリスが多いマンションは、災害時の耐性が高まり、結果として、付加価値あるマンションになるのではないでしょうか…

そして、有機的な組織が出来上がれば、このマニュアルをもとに災害時のオペレーションをしていけますね。

マニュアルもできたし、その次のステップはそれを使う住民が協力できるかです。

 

なお、詳しいマニュアルの内容は、以下の江東区HPでぜひご確認ください。

 

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